ドクターGやプロフェッショナル仕事の流儀に出演して話題の、日本の救急救命ERの先駆者として知られる林寛之先生。
現在は、福井大学医学部附属病院の医師をしていますが、どのような経歴を持っているのでしょうか?その他、結婚や妻子供のことやプロフィールについても調べてみました。
林寛之先生のプロフィール
林寛之先生は、
1988年 自治医科大学卒業後、福井県立病院で研修をうけます。
そこで、寺澤秀一先生という、日本のER医の草分け的な存在に出会い、交流を深めます。
林寛之先生は、福井県立病院というへき地の病院で、毎日救急患者が運ばれてきますが、満足のいく治療をすることができず悩みます。
そこで寺澤秀一先生に、「スタンダードな救急医療を勉強すべき」とアドバイスされ、カナダのERを学ぶことを決意します。
1991年からトロント大学附属病院救急部で2年間、臨床研究を受けた後、帰国後、再度へき地の病院に勤務します。
そして、1997年に福井県立病院救命救急センター医長に就任。
2015年現在52歳になる林寛之先生ですが、今は、福井大学医学部附属病院 総合診療部教授として、日本の救急医療の後継者の育成に尽力しています。
林寛之先生の家族は?
林寛之先生は、26歳のときに、小児科医師の年上の女性と結婚されているようです。
そして、結婚11年目に、不妊治療の末、第一子が誕生します。
林寛之先生は、3ヶ月間の育児休暇を取得するほど、男性の育児参加に積極的なようです。
育児をしている間に、子供を叱ったり、褒めたりしますが、そういったことが研修医の教育にも活かせると話しています。
林寛之先生、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」に出演した際、ランニングマシーンでトレーニングしながら、論文を読んでいたくらい超多忙な姿を拝見していたので、まさかイクメンでもあったとは、とても驚きました(゚д゚)!
そんな林寛之先生が働く福井大学医学部附属病院は、救急患者の受け入れ数は全国の国立大学で3位なんだそうです。
この実績は林寛之先生の力によるところが大きいそうで、本当に凄い先生なのですね。
林寛之先生は、テレビや写真で、いつも笑顔です。
その理由は、不機嫌な顔をして患者に対応すると、患者が萎縮して、主訴を言いづらくなってしまい、その結果重症の患者を見逃してしまう。
一人の重症の患者も見逃さないために、すべての患者に笑顔で対応しているのだそうです。
忙しく疲れきっているのに、そんな対応をするのは大変なはず…。
そういった発言の中に、林寛之先生の仕事に対する意識の高さを感じます。
これからも日本の救急医療を支えていってもらいたいと思いました。
以上、林寛之先生についてでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。