ドコモ、au、ソフトバンクの3社が販売しているiPhone6/iPhone6 Plusが一斉に対応を始めた「VoLTE(ボルテ)」が再び注目されているそうです。
その言葉の意味や、基本情報、疑問などについて調べてみました。
VoLTE(ボルテ)とは?
「VoLTE(ボルテ)」は、「Voice over LTE」の略です。
「データ通信の電波を使って、高品質な音声通話ができる次世代の音声通話テクノロジー」
とのことです。
より具体的にいうと、これまでデータ通信専用に使われていたLTEを用いて音声通話をする、ということみたいです。
「VoLTE(ボルテ)」のサービスが登場するまでは、
・LTE回線はデータ通信専用として
・3G回線は音声通話として
回線の使い分けがされていましたが、「VoLTE(ボルテ)」では、データ通信専用のLTE回線を使って、ネットも電話も両方できることになったみたいです。
「VoLTE(ボルテ)」のメリットは?
「VoLTE(ボルテ)」を使うことによるメリットはどのようなものなのでしょうか。
調べてみると、主に3つ、
・音声通話のつながるスピードが向上する
・音声の品質がアップする
・通話中でも高速データ通信ができる
…です。
ソフトバンクのホームページに、音質の違いを比較できるものがありました。
確かに、音がくっきり聞こえる気がします…。
こうしてみると、「VoLTE(ボルテ)」を使うとよいことだらけな気がしてきますね(^^)
「VoLTE(ボルテ)」はどうやって使うの?
「VoLTE(ボルテ)」を使うには、スマートフォンが「VoLTE(ボルテ)」に対応していないとだめらしいです。
対応端末は各社のホームページで公開されているようですが、主に、各社のiPhoneとiPhone6 Plus、Android端末では、ドコモは2014年夏モデル以降、auは2014年冬モデル以降、ソフトバンクはAQUOS CRYSTAL Xのみ、だそうです。
「VoLTE(ボルテ)」を使うのにお金はかからないそうです。
ただ、iPhoneとiPhone6 Plusで使うには、iOSを最新版(iOS8.3)にアップデートする必要があります。
その他、ドコモとauは、端末での設定だけで「VoLTE(ボルテ)」を使うことができるのですが、ソフトバンクは、端末での設定の他に、申し込みが必要らしいです。
その他、「VoLTE(ボルテ)」のスマートフォンから他社のスマートフォンに電話した場合は、「VoLTE(ボルテ)」ではなく3G 回線の通話になるそうです(^_^;)
せっかく「VoLTE(ボルテ)」の設定をしても、相手が対応してなければ、従来の通話になってしまうのですね。
快適な通話ができるには「VoLTE(ボルテ)」に早く普及してもらわなければなりませんね(^^)
以上、VoLTE(ボルテ)についてでした!