フーデニングやサラダガーデン、趣味の園芸のキャスターで知られる園芸家の柳生真吾さんが、5月2日に咽頭がんという病気で47歳の若さで亡くなっていたことがわかりました。

柳生真吾さんは八ヶ岳倶楽部などを運営されている他に、どんな活動をされていたのかプロフィールwikiとともに調べてみました。

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柳生真吾さんのプロフィール

柳生真吾さんは1968年3月3日に東京都に生まれます。

柳生真吾さんの父親はあの柳生博さんですが、柳生博さんは俳優・タレント業の他に、作庭家として活動していたり、日本野鳥の会の会長を勤めてもいます。

そんな父親の影響もあり、柳生真吾さんは、幼い頃から植物など自然に興味を持ち、園芸家を志すようになります。

玉川大学農学部を卒業した後は、花の生産農家で3年間の修行をするほど、本格的に園芸に取り組みます。

テレビでの活動は、2000年~2008年まで、NHKの園芸番組「趣味の園芸」のキャスターを務め、お年寄りのイメージの強かった番組を新鮮なものに変えました。

また、2007年からはNHK教育テレビ「モリゾー・キッコロ 森へいこうよ!」に出演して、八ヶ岳の様子などを伝えていました。

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八ヶ岳倶楽部について

八ヶ岳倶楽部とは、柳生博さんが、1989年からはじめた、八ヶ岳にあるレストラン併設のアートギャラリーです。

そこでは、陶芸家などのアーティストの作品の展示販売が常時行われています。

ギャラリーやレストランの他には、柳生博さんや柳生真吾さんが作庭した雑木林や散策路、中庭などもあり、ガーデニンググッズも買えるようになっています。

柳生真吾さんは、テレビの仕事と、八ヶ岳倶楽部の経営のため、東京と八ヶ岳倶楽部を往復する、忙しい毎日を送っていたそうです。

フーデニング・サラダガーデンとは?

柳生真吾さんを検索すると、フーデニングやサラダガーデンといったワードがでてきますが、どんな意味なのか気になったので調べてみました。

フーデニングとは、FoodとGardeningを合わせた造語だそうです。

いわゆる家庭菜園なのですが、ガーデニングに食べる要素を加えた楽しみ方なんだそうです。

サラダガーデンとは、フーデニングで作った家庭菜園の庭のことをさすそうです。

なんだか楽しそうな言葉ですね。

家庭菜園より親しみを感じますね。

柳生真吾さんは、フーデニングやサラダガーデンといった言葉をいち早く提唱して、一般の私達が園芸を身近に感じられるようにした方なのですね。

八ヶ岳倶楽部の四季折々の景色の移り変わりを楽しそうに話しているインタビュー記事があり、本当に自然を大切に思っている方なんだなと感じました。

まだまだやりたいことはたくさんあったと思い、残念です。ご冥福をお祈りします。

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