情熱大陸に出演で話題のミシュラン1つ星レストランシェフ吉武広樹さん。
佐賀県伊万里市出身であることを活かした料理で料理人コンペティションでグランプリを受賞するなど今注目の料理人ですが、そのプロフィールや家族、「キャンセル」の真相について調べてみました。
吉武広樹さんのプロフィール
吉武広樹(よしたけひろき)さんは1980年8月8日佐賀県伊万里市に生まれます。
「料理の鉄人」の坂井宏行シャフに憧れ、フランス料理に惹かれます。
佐世保工業高等専門学校に進みますが、料理への道を諦められず、福岡にある中村調理製菓専門学校に進みます。
その調理師学校で指導に来た坂井宏行シェフに直談判し、坂井宏行氏がオーナーを務める「ラ・ロシェル」に就職します。
日本で数年、フランス料理の修行をしますが、26歳のとき、「他の人にはない自分だけの武器を作りたい」と、放浪の旅に出ます。
旅は、バックパックで1年間にアジア・中東・ヨーロッパ・アフリカなど40カ国以上を回り、さまざまな料理や食材に出会います。
その後、フランスで修行中に、友人に誘われ、シンガポールでフランス料理店「Hiroki88@Infusion」のシェフとなります。
この店はオープン直後から話題になるほど、吉武広樹さんの知名度もあがります。
しかし、フランスパリで勝負がしたいと、2010年11月にフランスにsola(ソラ)をオープン、その2年後の2012年には、ミシュランの1つ星を獲得します。
レストランsolaは、フレンチ・ジャパニーズレストランということで、フランス料理にこだわらない、創作料理とのことです。
食材には、味噌や醤油を使うなど、和の要素もあるほか、花のパンジーを使うなど、とても独創的な料理を提供しているようです。
吉武広樹さんの料理を見ると、とても洗練された印象があります。さすが、フレンチを修行されているからでしょうか。
そんな吉武広樹さんですが、2014年に「RED U-35」という日本最大級の料理人コンペティションで、グランプリを受賞します。
コンペティションでは、故郷佐賀県の食材を使うことにこだわり、料理に使う水も、パリから佐賀県に汲みに行くという徹底ぶりだったそうです。
吉武広樹さんは自身を「負けず嫌い」といいます。
吉武広樹さんの経歴を追っていると、その言葉通り、妥協を許さない人生をおくられているのだなと感じました。
家族について
吉武広樹さんは、2010年10月10日にななさんという女性と結婚されており、お子さんもいらっしゃるようです。
コンペティション「RED U-35」の授賞式には、奥様とお子さんもきていたそうです。
ステージ液晶に三人で写っていますが、はっきりとはみえませんね(^_^;)
今夜放送の情熱大陸で登場するかもしれませんね。
キャンセルとは?
吉武広樹さんのレストランsolaは、2014年、フランスを訪問していた安倍首相の一団から予約を直前でキャンセルされてしまったことがあったそうです。
レストランsolaは、3週間先まで予約で埋まっている人気レストランであり、大人数の直前のキャンセルに吉武広樹さんは怒りのコメントをよせていました。
キャンセルの真相は、安倍首相側が2つの店を同時に予約しており、直前に一方のsolaをキャンセルしたことが、問題となったようです。
確かにこれは、怒るのもわかりますよね。
吉武広樹さんは、料理人たちが一生懸命準備をしていることをわかってほしいと、気軽にキャンセルすることを改めて欲しいというコメントをしていました。
安倍首相、政府という大きな権力?に対しても、怒りを表明できる吉武広樹さんが凄いと思いました。
吉武広樹さんがそれほど料理に対してまじめに取り組んでいる証なのですよね。
これからも自身の理想とする料理を追求していってほしいですね。
solaの料理も食べてみたいですが、パリだし…(^_^;)
日本でも吉武広樹さんの料理を食べられる日が来るといいですね(^^)
以上、吉武広樹さんについてでした!