笑ってこらえてに出演で話題の坂本達さんは、ミキハウスの社員でありながら、有給休暇を4年3ヶ月使い、自転車で世界一周をしたサラリーマン冒険家として、講演会や著書「やった。ー4年3ヶ月も有給休暇をもらって世界一周5万5000キロを自転車で走ってきちゃった男」を出版するなど、多方面で活躍されています。

その経歴やプロフィールについて調べてみました。

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坂本達さんのプロフィール

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坂本達(さかもとたつ)さんは、1968年東京都に生まれます。(2015年現在は46か47歳)

7歳~11歳のとき、父の仕事の関係でフランスに暮らしていたそうです。

1992年に、早稲田大学政治経済学部を卒業し、ミキハウスに入社します。

自転車で世界一周がしたいという希望を、3年にわたってミキハウスの社長に手紙を書き続けた結果、有給扱いで送り出してもらえることとなり、

1995年9月~1999年12月の4年3ヶ月で自転車で世界一周を実現します。

2000年1月にはミキハウス人事採用担当に復職。

2001年1月に、自転車世界一周の体験を綴ったフォトエッセイ「やった。」を出版。

それ以降は、様々な講演会で講演を行ったり、ラジオのパーソナリティを務めるなど、多方面で活躍しています。

その他、本の印税で、アフリカの村などに井戸や診療所を建てるなどの事業もしています。

2006年4月からは早稲田大学客員教授も務めています。

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なぜ自転車で世界一周?

坂本達さんは、1995年9月にロンドンを出発し、欧州からアフリカ、中東、アジア、北米、南米と渡って、99年12月にエクアドルで世界一周の旅を終えたそうです。

40キロの荷物を積んで、43カ国を周り、5万5000キロを走りました。

地球の円周が約4万キロだそうなので、地球を1周半近く走ったことになりますね。

坂本達さんがなぜ自転車で世界一周の夢を持ったかというと、少年時代にフランスで生活していた時にきっかけがあったようです。

パリに住んでいた時、世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」を見て、あこがれていました。

日本に帰国後、フランスで買ったお気に入りのズボンを、同級生たちにからかわれ落ち込んだとき、父親に世界地図を見せられ「世界にはいろいろな人がいる。そのズボンを褒めてくれる人もいるよ。」と言われ、そんな人達に会いに行きたい、と自転車で世界をまわる夢を抱いたそうです。

そんな言葉をかけてくれるお父様、素敵ですよね。

そして、夢を実現させるため、資金を貯めながら、スポンサーも20数社見つけ、退職を覚悟して敢行することを考えていた矢先に、坂本達さんの本気度合いに感銘したミキハウスの社長から、有給扱いで行って来いとゴーサインをだされたそうです。

ミキハウスは、スポーツ選手が多く在籍しており、「会社にはいろいろな人間がいるほうがいい」という社風なのだそうで、坂本達さんの夢も、そういった自由な会社だからこそ受け入れられたのかもしれませんね。

ちなみに、当初坂本達さんは、他の社員の手前、無休の休職扱いでとお願いしたそうですが、社長から、ボーナス定期昇給までついた有給扱いで行って来いと言われ、帰国後も、会社から温かく迎えられたそうです。

この不況の中、こうした会社の対応は夢があって凄いと思いました。

坂本達さんの世界一周の旅の様子はこちらのサイトからご覧ください。

以上、坂本達さんについてでした!

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